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You-Gee's COLUMN

UGS代表
Studio Uオーナー
ダンスインストラクター/MCとして活動中のYou-Geeのブログです。
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豊田産業フェスタ2016 爆裂元気ストリートダンスコンテスト その2
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    前回に引き続き小学生高学年の総評となります。
    コメントの領域を超えている気もしますが今回も全身全霊をかけて書かせていただきます。

    審査員をする側の私なりの覚悟とイベント終わりであれだけの大行列を目の前にして次のレッスン時間があった為にコメントを言ってあげれなかった多くのダンスチームの子供たちと親御さんと先生の為に👍

    小学生高学年
    この部門になると一気にダンスも
    人間的にも成長を見せくれて私のリクエストのハードル高くなっていますがそれをクリアできるレベルになってきている子も多いので是非今後の参考にご活用ください。

    低学年のコメントを読んでどう感じたかは人それぞれですが
    ダンスを見ていない人も「そういう見方もあるんだね」なんて思ってくれると嬉しいです。

    低学年と比べてダンス技術のアベレージが上がり私の評価も軒並み高いチームが連続!
    見ていて本当に楽しませてくれました。

    小学生高学年といえば「ゴールデンエイジ」一気に成長する時期ですよね。
    さらに理解力も付いてくるのでまさに伸び盛り!
    自分で理解をして自分で進み始める子がどんどん出てくる世代です。
    その時、周りがどうサポートしていくか、仲間とどう時間を過ごすか?
    でその後が大きく変わってくると思います。

    ダンスは人を豊かにします。
    ダンスやコンテストや仲間との時間を思う存分に楽しんで成長のヒントにしてみてください。

    ではあくまで個人の意見ですが個別コメントをどうぞ!


    1、Bang☆Venus
    ネオンカラーがパンチ効いてる衣装、身体がとても柔らかくて日頃の決して楽ではない柔軟をしっかりこなす頑張り屋さん!
    こうやって身体を鍛えるとか柔らかくするってのはとてもダイレクトに「努力」が目に見えます。これからも頑張ってね。
    踊りも手足がしっかり伸びててしっかり使えてました!
    アクロバットなど自分たちをPRできる「技」をしっかりと入れてくる事は大切ですね。
    そして特徴的だったのは胸と腰の使い方の滑らかさが際立っていました。これも自分たちの特徴(個性)という事でどんどん深めて武器にしてください!
    そして課題としては全体的に踊りに安定感、再現性といってもいいかもですが、個人個人もそうですし、チームとしても踊りに、作品に、安定感があるっていうのは大切です。その為にもしっかりと強い軸を作るトレーンングも取り入れてみてください。
    強さと柔らかさ両方を手に入れて踊りの幅を広げたら表現できる事がとっても増えますよ!!
    そして振りの中に時間差を取り入れた箇所がありましたが、見せ方として、どう見せているのか?どうする事で見ている人を楽しませているか?をお客さんの視点になって自分たちで意識してみるといいですね。
    あとバランスが少し崩してしまったバク転も練習して制度を高めましょう。でも「技」は積極的に取り入れていきましょう。「自分たちだけの技」を持ってPRするのは素晴らしい事です。


    2、March
    まず心にドン♪と来たのは音質の良さ!音の厚みや音圧のバランスがとても良くて、ダンスがさらにカッコ良く感じました。白と黒のコーデの2人組のお洒落センスも抜群!身体の利く(よく使いこなしている)男の子は将来楽しみ。
    一緒に練習しながら「どうしたらそれがかっこ良くなったか?」を教え合ったらお互いに成長のスピードアップですね。お互いの感じた事や自分のダンスの世界観を相方とシェアしていくという作業は、大前提として先生の指針をあってからこそ。
    そこへのアプローチをかけていく様々な過程で仲間との共有が絆となり、チームの個性となっていくと思います。
    そんな過程で個人の認識も変わってくると思うので今回のような「ソロ」が振り付けの中にあるときは思いっきり「自分」を出す事でもっとでるようになってくると思いますよ。
    ソロは二人ともしっかり踊れるんだから自信を持ってもっと弾けてもいいんだよ。手
    そして2人チームという否応無しに両者を比較して見られてしまうので、やはり二人のスキルレベルを整えていく事はとても大切です。
    白組さんもう少し頑張っていこう!そして黒組さんから成長のヒントをどんどんもらって成長し、同じ力量で同じ方向を向き始めたら2人といえども素晴らしいチーム感が出てきます!
    そして作品の最後の終わり方ですが、これは先生とも相談しながらもう少し手を加えても良いかと、見ている側が一番、記憶の近い所は最後の方、印象に色濃く残ります。どんな表現方法であれ綺麗にまとまっていると「なるほどガッテン!」と見ている側が終わりを安心して意識できますので。


    3、オレンジ
    チーム名と同じオレンジ色のパンツ!こうやってチーム名から連想した事が作品と連動しているというのも人の記憶に印象つけますよね。
    みんな笑顔で楽しそう♪ソロでのアピールもバッチリで自分に自信を持って踊っている姿は本当に気持ちいい!!
    その余裕は踊りの中で垣間見れるリラックスからも伺えます。本番の舞台であのパフォーマンスはとても良い心的方向性です。
    みんな個性的に自分の踊りを思いっきり楽しんでくれている様子が本番に出せているので全然そのままでOK!
    その部分は絶対に無くして欲しくないですが、コンテストという性質上ユニゾン(合わせ)として魅せるというアプローチももっとできるようになるといいですね。
    単にそれぞれの動きをそろえるというのではなく、音楽にアプローチをかけるタイミングや強弱をしっかりそれぞれが正確に合わせていくとダンスが変わりチームのダンス的なまとまりが向上します!
    もう一度、個人のリズムキープに戻ってみんなで練習してみよう!特に小さい子は単調な繰り返し練習は飽きちゃうかもしれないけど、上の子を見習って一緒に頑張ってね。
    最後にステップのいくつかをより精度を上げる為にどういうシルエットでステップを踏んでいるのか?先生の動きをしっかり見て足の動かし方以外の部分にも注意して練習してみてください。


    4、熱帯雨林
    上手な女の子いましたねぇ〜♪
    こういう子がいるチームは結果として全体が伸びていきます。
    ヒントは「お!〇〇ちゃん、何かいい!」って感じたら同じチームメイトの良い所をちゃんと自分のものにする為に「どんな練習してる?」「どんな事を気にして踊ってる?」とどんどん質問攻めにしてみる事です。メンバーが一緒になって成長していく過程でどのチームにも真似できないチームのオリジナリティーが確立されていきますからね。
    技術的にはストップがしっかりできてて素晴らしい!同時に手をしっかり伸ばしてシャキシャキ踊る様子は単にカッコイイだけじゃなく日頃の鍛錬の賜物ですね。しっかり伝わりましたよ。
    踊った事がないお母さんお父さんには少し難しいかもですが「止まる」とか「早く動かす」ってのは音楽とのタイミングも含めて本当にしっかり練習しないとできないんですよね。子供たちよく頑張っています!ニコ
    同時に課題としては少し重心を下げて踊れるようになる事で例えば横のリズムに幅ができたり、踊りそのものに安定感を感じたり、脚力が鍛わる事で軸も安定してきますので是非参考にしてみてください。
    そしてビートを感じ、リズムを重視して踊る場合に一番大切にして欲しいのはリズムキープです。
    基礎的な事ですが飽きずにしっかり反復練習♪
    その先には成長という自分へのご褒美があるのですから!


    5、KNOW NO BOUNDS
    迫力の7人チーム!ピンクの衣装に、お婆ちゃんが心配して「新品を買ってあげようか!?」と言ってくれそうな(笑)荒々しいダメージ加工。その風貌がさらに強いダンスと相まって迫力のパフォーマンス!
    きちっとそろう事で同じ熱量と方向性で観ている人を引き込みましたね。素晴らしかったです。
    これはもう練習量の賜物!さらにチームメイトのダンススキルが整っている事も大きなポイントです。(しかもハイスキル!)
    やはり単純にダンスがうまい!みんなが同じくらい上手い!!って大切。
    さらに振り付けをリズムだけではなくリリック(歌詞)に合ってて(先生が作ってくれたかな?)簡単ではない振り付けもとても上手に表現できてました!
    さらに私が一番心に入ってきたのは自然な表情です。
    あくまでもYou-Gee論ですが表情は作るものではなく「出てきてしまうもの」だと思っています。
    引きつった笑顔では笑顔になれないですから。ノーノーバウンスは本当に素直に素敵な表情を出せている子がいました♪
    完成された素敵な作品とそれを体現できている子供たちにあえて課題的なアドバイスをすると、振り付けの中に「より独創的」な、オリジナリティー溢れる「何か」が現れるとさらに引き込まれるかな?という気がしました。例えばですがフロアへの入り方や床での何か等「え?」と驚くような動きも皆ならスムーズに取り入れる事ができると思います!
    全体的にスタンディングをベースにした振り付けになっていたと思うので上下の視点の移動も意識した動きを取り入れてみてはどうでしょうか?(これは先生へのご提案かな?)
    子供たちへの課題はダンスにおいて、振り付けにおいて細かい動きの中に自分らなりのGrooveで色つけできるとダンスの分かっている方はおったまげます(笑)私はこれを踊りの質感を増やす事と同時に大切だと思っていますが、決して振りや踊り方を変えるのではなく質感を変えていくのです! 例えば「ひざカックンされた時」の驚きと「バースデーケーキが運ばれて来た時」の驚きが違うように!(ってもっと分かりにくい?笑)
    かなりレベルが高い次元の話しですがみなさんならそこまで体現できると思います。頑張って!!!


    6、FOCUS
    きっちりと基礎を固めてきているチーム!突然の雨にも負けずよく頑張りました。精神力強いですね。
    選曲に振り付けにとてもよかったです。あのフロアコンディションでのソロも心打たれました。
    「頑張れ!よし!」ってみんなが応援してましたよ。
    ダンスって見ている人の気持ちさえも一つにまとめてしまうんだなってあらためて痛感した瞬間でした。
    しっかり練習が出来ててほんとこのまま続けていってもらいたいチームです。
    そしてこれは雨天の為の機材保護が原因かもしれないのですが、少し楽曲の音質が気になりました。
    チェックの参考として、もし本番用のCDRがあればFMラジオで流れている楽曲とボリュームを一緒にして聴き比べてみてください。オススメは車内、スタジオなどの大きなスピーカーでもいいですね。音楽のクオリティーがダンスに与える影響力って大きいので。
    そして3人のスキルバランスをしっかり整えていくとさらに「フォーカス」としてのチーム感がアップします!キャップを被った子は遠慮なく他の2人にどうしたら今の踊りになったのか?という成長をヒント教えてもらってください。特にパワーをつけるには(正確にはパワーを伝わるように踊るには)という点に注目して仲間に、先生に質問してみてください。
    また他の子も仲間の「いいな!」をどんどん吸収してみんなで高め合ってダンスと向き合えばみんなで成長できるので!
    頑張って!!


    7、もんすたーず☆こーぽれーしょん
    りゅうちぇるとペコがたくさん!笑 でも格好に負けない技術力も◯
    カラフルで個性的、見てる人を楽しませてくれる振り付けに元気をもらいました!
    印象に残すって大切な事ですね。作品としての打ち出し、子供のパフォーマンスは一貫しててとても伝わりやすかったです。
    ただここで難しいのはミュージカリティの問題。ダンスの音楽性です。残念ながらりゅうちぇるとペコはアーティストではない為、音楽性ではなくタレント性がもっとも注目されています。それをダンスのパフォーマンスで表現するという発想はインパクトあって素晴らしい。
    だたダンスにとって(特にストリートダンスは)音楽という大前定があって、その音楽に合わせての踊りの進化、発展があるので、パフォーマンスの為に音楽を使うとなるとどうしても音楽が伝えたいメッセージとダンサーが伝えたいパフォーマンスにズレが出てしまい、違和感を感じてしまう可能性があります。
    でもとても明るく楽しい楽曲でマッチしているのですがやはり「りゅうちぇるとペコ」のキャラクターインパクトが大きくて顔の表情が音楽の表情と一致しない時が出てしまいます。だとしたらむしろそちら(パフォーマンス)に思い切って寄せてもいいかもですね。
    例えばインストもののトラックにりゅうちぇるとペコの声をサンプリングしてHOOK(サビ)は「建設関係トントントン♪」とか!?全くもって無責任な提案です。(笑)先生とちゃんと相談しましょう!!!
    伝えたい事は
    1、MUSIC(音楽) 
    2、FEELING(感じる事)
    3、DANCING(体で現す事)
    を重んじている人もいるという一つの見方を提示したかったです。


    8、New up!
    衣装も選曲も踊るスタイルもちゃんと一致しているLOCKダンサー2人組
    特にオールドスクールは格好からそのスタイルを想像できるのですんなり入ってくる曲と踊りがマッチしていると引き込まれます!
    ステージにかける想いがビシバシ伝わってくる熱いダンス!良いです!
    本番はとかく小さくなりがちですがしっかり指先まで意識して大きい所は大きく小さい所もちゃんと踊れてましたね。やはりLOCKダンスはクリアに踊るって事にはこだわってもらいたいです。
    今後の課題としては2人で本気で、緊張感を持って踊っている所を撮影してお互いに課題を出し合っていると良いかもですね。単に動きだけじゃなく、気持ちや力み加減など細かい所を「どうやってる?」と確認しながら練習したら2人の息はぴったりくると思います。
    人によってはですがどうしても頑張る事で早取り(早いリズムの取り方)になってしまう場合があります。
    前に書いたダンスの順番の(1→2→3)最後のダンスが上の二個を追い越してしまいそうになる瞬間ですね。
    私的にはもっともっと踊りこんで体に振りを入れてからその動きを音楽を聴いてから味わうように踊ってみる事を挑戦してみてはどうかな?と思います。
    そしてLOCKダンスの基本「LOCKする(鍵をかける)」事にさらに重点を置きビタ止まりを心がけて今後も練習してみてください!


    9、キャンディー♡リボン
    基礎力が高いJAZZダンサー2人!
    最近はこの手のダンスがストリートダンス界を盛り上げてくれています。
    鍛錬によって得た高い身体能力は本当に二人の武器です。とてもシルエットも美しく、丁寧に綺麗に踊りきっているという印象です。
    これってとても難しいんですよね。なんせ自分のダンスは一生自分の目でみる事ができないから。だからこそ見てくれる先生と共に高め合う仲間の「目」を信じて受け入れる信頼関係が大切です。その関係性がしっかりと伝わる素敵なダンス。
    そのままダンスの活動を素直な気持ちで続けていけばもっともっと表現の幅が広げれると思います!
    作品としてはコンテストにつき「見せ場」を意識して取り入れても良いかもしれませんね。
    技術的にはさらにスピード感を感じるようなトレーニングと、その動きをしっかり止めて「静」を見ている人が感じるような身体表現ができるようになるとさらに引き込まれるダンスになると思います。


    10、虹組さん
    レインボーのあれはなんと表現したらよいのでしょうかインパクト大の衣装!動きも映えるコスチュームには驚きました。
    動きもメンバーみんなそろってて良かったですね。それまでの努力、練習量が容易に想像できます。
    体を使っての表現、顔の表情とても豊かでよかったです。特に上半身の振り付けのクリアさ、正確さはとても感心しました。
    みんなの本番までの準備があのステージでちゃんと出てたと思います。
    そして次に向けて、これだけしっかりと動けるみなさんですから低いポジションでのダンス、重心を下に持っていった彼女たちの振り付けも見てみたいと思いました。
    さらにHIPHOPなどの表現方法を模索しながらよりストリート感溢れるダンスもできるようになると音楽とのマッチング、ミュージカリティ(音楽性)の部分がさらに進化すると思います!


    11、pikake
    高い技術を持つドレッシーな2人組。二人のシンクロ率はとても高く、構成も含めて2人での作品作りや表現力、スキルの統一感などとても2人でしっかり頑張っているのが感じ、とても良いダンスでした!
    さらに上を目指していく為に、観ている側が感じ取れるくらい強くビートに対してアプローチできるように意識しつつ、逆に抜く所では柔らかさが伝わるよな技術を身につけたらさらに表現の幅が広がると思います。そして大人数では表現できない、個人と個人をうまく掛け合わせる踊りとユニゾンのバランスを配慮して、2人だからこそのやれる事を追求していけるとよりインパクトが増しますね。
    技術に関してはこのまましっかりと積み重ねていけば、深みを増していき、素敵なダンサー、ダンスチームに成長していくと思います!


    12、Decide
    勢いがすごい!本当に圧倒されたチーム! 
    ここまで気持ちを一つにさらに前面にダイレクトに伝えてくれると本当に気持ちいいです。そして単純にダンススキルが高い!
    当たり前ですが高いスキルでメンバーが統一感があるって本当にチームとして高い評価を得ますよね。
    同時にこのチーム活動を通して個人のスキルや集団協調性、人間関係も勉強できると思います。このチームを見てあらためてダンスって本当に素晴らしいと感じました。
    よく仕上がっていたのですが今後の参考になればと幾つかの個人的アドバイスをさせてもらいます。
    時として全くの素人が生み出したかのような、とんでもなく見た事もないすごく斬新な振りが飛び出すチームがあります。この創造力はとても難しく、普通必ずと言っていいくらい何かに近い振り付けになるものです。それは長い歴史の中で創られてきたものの上に今のダンスは成り立っているので当然な事なのですが、そこをさらに上をいって、よりクリエティブな動きが作品の中に出てきたら最高!たくさんの良いダンスをみて、自分たちなりに遊びながら色んな動きを模索しつつどんどん先生に提案してみてはどうでしょうか?
    さらに高見を目指して下半身の動きに磨きをかけてみましょう。
    これは簡単ではないですがステップなど足さばきは意外におろそかになりがちな部分です。音楽のニュアンスを下半身のGROOVEで表現できるようになってくると大きく変化します。まずは腰とつま先からそして膝やもも、足首を上手く使いこなせたらまた一つ上の表現でできると思います。
    さらに質感のアドバイスですが腕や体幹などそのものが動きを見せるアウターマッスルと同様に体の中のインナーマッスルを使う事で動きの質感が一気に変わります。まずは意識を持つ事から色々なトレーニングの方法が公開されてますのでそれらを参考に鍛え、インナーマッスルを意識したダンスへのつなげ方に挑戦してみてください。この部分の個人差が良い意味で個性となり、全体のそろっている感と相まって個人のGROOVE感のある整ったチーム(私が理想としているチーム像)になっていくと思います。


    13、ぽぁ♡ぽぁ
    いきなりぐっと大人っぽい2人。とてもしなやかに踊りこなせる踊りの柔らかさが素晴らしかったですね。
    曲線を上手く動かしシルエットを意識してきたのかな?と思いました。
    表情も曲にマッチしていて自然に入ってきました。やはり女の子なら子供といえども女性という事を意識したダンスは「魅せる」という側面にとって重要なアプローチの一つですね。課題としては動きの静と動、特にスピード感をアップさせるといいと思いますよ。そうすると同時に静の部分がとても難しくなってくるのですが両方鍛えてダンスのアップデートをしていきましょう。「静」があるから「動」が映えて見える。もちろんその逆も。
    そして2人というチームダンス最少人数ではかなかなフォーメーションなど工夫を凝らすのは難しいですが色んなチームを参考に先生と一緒に研究してみてください。
    最後に下半身のリズムキープと手の使い方などを他のジャンルなどを参考に色々と練習してみてはどうでしょうか?
    努力した分だけ成長できるのがダンスの楽しさなのでこれからも楽しんでいきましょう!


    14、Charm
    チェックのシャツが可愛い5人組!雨も大変だったですがみんな頑張りました。
    フロアのコンディションが悪いと仲間との距離感を保つのが難しいと思うのですがとても良い表情で、難しい構成、フォーメーションもしっかりこなしていました。
    日頃の練習から緊張感や想いをしっかりと入れて調整して来ているかで本番の状況に左右されないしっかりとしたダンスが披露できるのでしょう。
    課題としては小学生はまだ体そのものの成長途中なのでこれからしっかりと体作りをしていく良いタイミングです。
    筋トレとなると少しおっくうな感じがするかもでがみんなで楽しく鍛えられるように先生と一緒にトレーニングの仕方を工夫してみましょう。そういった鍛える時間を増やす事で踊りにスピード感が出てくると思います。
    さらに音楽にさまざま音のパターンやリズムの変化があってダンスはその変化を楽しむのも醍醐味のひとつです。より「変化」の感じるリズムの取り方で飽きさせないダンス作品を作りあげていくと良いかもしれません。
    単調がいけないわけでなく、それは安定感や見てきて気持ちの良さを誘導してくれます。例えばその小節の最後の所でリズムに変化をつけるとか他のダンスチームなどを参考にさせてもらって色々研究するとたくさん発見があって楽しいと思います。
    最後に衣装はダンスのサポーターの話し、より踊りを効果的に魅せる為にどういうものを身につけるのか。どんなテーマや選曲でその衣装があるのか?これはダンスというよりPVなどの音楽的なアプローチから攻めていくとヒントがあると思います。そしてはダンスのスタイルにも格好からイメージされるものもあるのでダンスジャンル別にどんな服装で踊る子がいるのかもまずは勉強してみてからの自分たちの個性へと発展させるといいかもです。「型を知った者が型破りな事をできる」という事ですね。
    これからもダンスとダンスの研究と楽しんでください!!!


    15、mix×2
    下のパンツを赤で揃えるというのはいかにも衣装映えするのでいいですよね。
    パワーを上手くダンスで人に伝わるように表現できるチーム。同時に気持ちが強くちゃんと審査員に伝わる踊りができています。
    踊りの基礎、ベースがしっかりできているので日頃の練習をちゃんとしているだなって感じました。
    そのまま仲間と先生と一緒に切磋琢磨して成長していきましょう。
    これは現場でも彼女たちに言いましたがノーズリーブの衣装で肩を出す場合、その肩から指さきがより素敵に見えるように動きを意識するとか逆に衣装の方を変えてよりシルエットにボリューム感を持たせるなどの工夫をしたらダンスもさらに曲のイメージにあってくるのかな?と思いました。
    WAACKなどの腕をより大きく早く印象的に使うダンサーがノースリーブなどの服をよく着用するのはその為でもあります。
    そして踊りの安定性を発揮する為にもダウンでのリズムキープをメインに下半身をしっかり鍛えていくともっと踊りがカッコよくなると思います。
    最後に周りの仲間と自分の踊りというものを意識して同じ音楽を同じタイミングで聞き、その音を表現しているという「チームダンスの基本」に立ち返って仲間と一緒に練習する時間を大切に個々人のダンスをあげて、最終的にチームとしてのダンスクオリティーをあげていきましょう!もっともっと今より「私たち」らしくまとまっていくと思います。


    16、marble
    黒いTシャツからも衣装全体からもセンスを感じるカッコいい5人組チーム!
    上手くてもカッコ悪くちゃダメだし、かっこいいんだけど上手くないのも残念。
    だからいつも上手さもかっこよさも追求して欲しい。
    このチームのように!
    高い技術をカッコよく使いこなす!最高です!!
    動きにちゃんとパワーを伝える事ができ、メンバーの気持ちも踊りもしっかりと同じ方向を向いて単に動きの事だけではなく「そろって」ました。この表現は注意しないと誤解を招くのでここでも言っておきます。合わせるのは「音楽」と「仲間との気持ち!」
    その意味でそろってました。もちろんダンス的な角度やシルエットを揃えるのも大切ですが一番にそろえないといけないのは「音楽と気持ち」だと私は思っています。
    このままみんなで今後も経験して挑戦して、悩んで、励まして、時に喧嘩して、仲直りして、涙して成長してくれたらすごいチームになってくれるでしょう!将来が楽しみです。
    その中であえて私個人的なアドバイスを言うなら、曲に対して踊りや全体の仕草や立ち振る舞いなどの雰囲気を出すにはどうしたらいいか?雰囲気って振りや動きじゃないからとても表現が難しいので、まずは使用楽曲のPVをみて、同じアーティストの違う曲のPVみて、同じプロデューサーの違う曲のPVみて、同じレーベルのアーティストのPV見て、系統が掴めたらその中で自分はどの雰囲気が好きか?どんなキャラクターに近いか?もしくは憧れるか?を見つけて下さい。
    そしたら今度はそのお気に入りのアーティストに絞って検索しまくってみてください。ストリート用語では「ディグる」と言います。ググるではないです。でもグーグル使ってもいいです。笑
    そんな事をしていたらいつかHIPHOPの虜になってしまって立ち振る舞いもHIPHOPに!?
    HIPHOPはファッションやステップの事ではなく「生き様」だとも思っているのでそういった情報の収集や経験がみなさんのHIPHOP感を高めてくれるでしょう。
    そしてメンバーもたくさんいてみんなで作品を仕上げて行くタイミングで先生と相談しつつ、立ち位置の変化、奇抜なフォーメーションなどみんなが思いついてしまった構成などがあればどんどん提案してみてください。
    ダンスの動き的な振り付けももちろん構成も先生と一緒になってみんなからの発信があったらさらに個性的なチームカラーとなると思います。
    そして最後に衣装的なイメージですが例えばシルエットを少しだけオーバーサイズをチョイスしてみてもいいかもですね。
    ダブダブではなく程よく太い?くらいの?ん〜なんとも表現が難しいのですが、先に話題に出した、雰囲気という所にも関係するのですがダンスの邪魔をしないあくまでもダンスを引き立てるサポーターとしての衣装。そのサイズ感にも是非こだわっていけると次からの作品作りにも良い影響が出てくるのではないでしょうか?
    これらはあくまでもHIPHOPの楽曲でHIPHOPダンスを踊るという前提での話しです。そこは先生の方向性や今、みんなに挑戦してもらいたい事などもあると思うのでいつも指導してくれる先生との意見交換を大切にしてこれからも頑張って下さい!!!


    まだ中学生部門が残っていますが
    書きながらこのコメントを上手く短くまとめる文才を求めてしまいます。(笑)
    読みにくくて本当にすみません。

    今の時代、気持ちもスタンプで簡単に伝わりやすくなっているのにこの文字数は地獄ですね。
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    興味がある方が時間がある時に読んでくれたら幸いです。

    でもこの文章は
    私がダンスを始めてストリートの世界に生きてきた25年の総決算です。
    つまりこのつたない言葉を吐き出すのに25年と1週間(コンテストから一週間もかかってしまってすみません)をかけて生み出されたものなんです。

    コンテストに参加して審査をする方へのアドバイスを求める方にはとても興味深いものだと思います。
    当日のあの大行列の気持ちに応えてあげられなかったのでここでコメントを出させてもらっています。

    ストリートダンスコンテストというタイトルが付いている以上その文化の理解は絶対に必要だと思います。
    そして結果のみに目を向けるのではなく、己(子供達)の成長を評価し、次なる成長を目指して頑張りましょう!

    もっともっと私も上手く表現できるように頑張りつつ今後もこの文化を大切に学び、自分を成長させていこうと思います。

    そして
    中学生部門はこちら
    小学生部門はこちらになります。
    | ダンス | 00:55 | comments(2) | - | - | - |
    高学年の部に娘が出場していました!
    激しい雨の中で最後まで会場に残ることができず、こちらの記事が上がるのを待っていました!
    細かい評価とアドバイスありがとうございます☆
    我が娘はまだまだですが、親子ともにいい刺激をたくさん貰えたと思うので、成長に繋げていけたらと思います!
    来年も出場できるように頑張ります!
    | ボボロ | 2016/10/02 2:44 AM |

    〉ボボロさん
    雨の中、本当にお疲れ様でした。
    参考にして頂いて今後の成長に是非ご活用下さい!
    | You-Gee | 2016/10/02 9:59 AM |