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You-Gee's COLUMN

UGS代表
Studio Uオーナー
ダンスインストラクター/MCとして活動中のYou-Geeのブログです。
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サンプリング
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    ストリートダンス、とりわけヒップホップというジャンルの文化にハマった人はごく当然に持ち合わせている感覚として「サンプリング」というモノがある。

    もともと音楽の製作過程の一つの手法である。

    簡単に言ってしまえば、元の原曲の良きメロディーやフレーズを録音しそれを異なるトラック(楽曲)に乗せたり、混ぜたり、重ねたりしてまた新たな曲を生み出す事。

    当然だが、それは原曲に似ている。というか"そのまんま!"ってのもある。

    決してカバー(同曲を別のアーティストが奏でる)ではなく、別の曲としてリリースしている。

    今は流石に権利的な事があり、細かく許可を得て世に出している事がほとんどだが。

    そもそもヒップホップという文化が他人様の楽曲の使い勝手の良い部分(言葉、ラップが乗せやすい)ブレイクパートの部分を二台のターンテーブルというレコード再生機を駆使して途切れなくループさせてたビートの上でノリ良くしゃべくり倒した事がこのヒップホップという音楽の発生過程。

    そう、ヒップホップという音楽があった訳ではなく、異なる他のジャンルの曲のノリ良きパートを繰り返し再生してそれをオケにしゃべっている現象を「ヒップホップ」と呼んだ訳です。

    この他人様の良きモノを拝借し、別のモノに再構築して、さらに良きものにする精神こそがヒップホップの原点。

    よく言われる「スクラップ&ビルド」とはこの事を指す。

    そのままでは「パクリ」

    価値やセンスを見出したイケてるモノから抽出して新たに素敵なものとして創り変える。
    という事はこの文化ではとても一般的な価値観です。

    そして
    これまた面白いのは例えばブレイクダンスのバトルでよく見る両腕をくっつけて顔の前で並行に開く仕草、これを「バイト」と呼ばれ、相手やジャッジ、オーディエンスに示すジェスチャーで、それは「パクリ」を意味する。

    つまり「今のダンスは以前、〇〇がやってたそのまんまをパクってるぜっ!」
    と相手をDis(けな)しているわけです。

    サンプリングは認められてパクリはDisられるこの微妙な感覚がこの文化の楽しい所。

    個性が大切だと言われるストリートカルチャー。

    それがパクリなのか、オマージュやサンプリングなのか!?その判断が出来るようになってきたら、ストリートカルチャーの感覚を身につけてきた証拠かも!?
    | - | 11:36 | comments(0) | - | - | - |